1972-03-22 第68回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
○三善政府委員 この開拓者の負債整理対策といいますのは、とりもなおさず、全体的に申しまして、開拓者自身これは償還条件を緩和する、そういうようなことでやっております。また開拓者自身、その開拓者が構成しております組合の再建というようなことをやはり本質的にねらいとしておるわけでございます。したがいまして、全然組合の再建とは関係がないようなかっこうで行なわれたということではないわけでございます。
○三善政府委員 この開拓者の負債整理対策といいますのは、とりもなおさず、全体的に申しまして、開拓者自身これは償還条件を緩和する、そういうようなことでやっております。また開拓者自身、その開拓者が構成しております組合の再建というようなことをやはり本質的にねらいとしておるわけでございます。したがいまして、全然組合の再建とは関係がないようなかっこうで行なわれたということではないわけでございます。
いまは会員の資格のない総合農協だけれども、開拓者の意思によって、今回の法改正に基づいて既存の所属しておる開拓農協を通じての融資というものは期待ができないという開拓者自身の判断によって、新たに総合農協に加入をして、また総合農協がそれらの会員の意思を体して協会に加入をし、融資保証の方途を講ずる、そういう傾向が今後起こり得ると思うのかどうか、この点はどうですか。
そういうような政府の啓蒙指導、あるいは開拓農協それ自身または開拓者自身におかれても、こういう点については十分自覚の上に立って前進すべきであるというふうに考えるわけでございますが、以上三点について、農地局長あるいは農政局長、考えがあれば、政務次官からも御答弁を願いたいと思うわけです。
ところが、御審議いただきましたように、八郎潟におきましては、事業団が先行的に住宅もつくってしまう、それから機械も先行的に買ってしまうという形でやりますので、過去の旧開拓地におきますように、開拓者自身が国の金を借りて営農のスタートをやるという必要はないように処理をいたしたい、そういう立場で、開拓者資金融通法の体系にどうしても入らなければならぬものとは考えられない、別の毎度から助成措置を考えればいいのではないかと
内地の開拓者につきましても、しばしば要請されるところでありますが、内地の開拓者自身すでに相当の資金がないと困るだろう、こういうことがいわれております。まして外地に出かけて、そうして全然気候、風土、人情その他にもなれない場所、そこで働くのでございますから、ただいま御指摘になりましたような点について十分考慮が払われなければ成功するものではないと思います。
やはり、基本的には、戦後、開拓の出発点において、政府が農地の造成なり何なりやるべきことも開拓者自身に背負わせた、また、生活資金の二年なり三年なりの余裕を見てやらなかったという、いろんな欠陥が蓄積しまして今みたいな状態になったことは、農林大臣は十分御承知のところだろうと思います。問題は、その段階から落ちそうなところにある現在の諸君を、どういった形で救っていくかという問題であります。
それで、開拓者自身、一体自分の借金が何と何との借金をしているのか、わからない。複雑怪奇なんですね。そのくらい開拓の農業金融全体的にそういうことを言い得るのですけれども、特に開拓の資金が実際複雑なわけなんです。政府資金あり、公庫資金あり、系統資金あり、こういうことでそれもその内容が、条件がまちまちである。まことに複雑なんです。
しかしこの反面、自立の精神と相当の経営的能力を有しながら、立地条件の劣悪、資本装備の不足等開拓者自身の責に帰しがたい事由により、いまなお営農の確立していない開拓農家も少なからず見られるのが現状でありまして、政府は、開拓営農振興審議会の答申に基づき、これらの開拓農家が自発的に営農の振興をはかろうとする場合に、少なくとも近傍における在来の中庸専業農家の水準にまで到達させることを目途とし、新たな観点に立って
しかしこり反面、自立の精神と相当の経営的能力を有しながら立地条件の劣悪、資本装備の不足等開拓者自身の責に帰しがたい事由により、今なお営農の確立していない開拓農家も少なからず見られるのが現状でありまして、政府は、開拓営農振興審議会の答申に基づき、これらの開拓農家が自発的に営農の振興をはからんとする場合に、少なくとも近傍における在来の中庸専業農家の水準にまで到達きせることを目途とし、新たな観点に立って、
この開拓者自身のほうをしていかなければならぬと思うのです。これで今入っている十四万何千人が全部やっていけるという目安がつきますか。まだ相当の数が脱落してくるんじゃないですか、だんだん。そういう旨のこともちょっと書いてあるようです。まだ全部読んでおりませんが、さっきもらったばかりだから。私は、そういう点に対して全く不満にたえないので、いずれ委員長、農林大臣にひとつ出てもらって下さい。
そこで、先ほどの話しでは、中金に利子補給をしているのも、政府資金にするのも、同じ政府として処置をしなければならないのだから、政府資金ということに切りかえてもいいような意見にちょっと受け取れたのですけれども、そういうようなことで、開拓関係の金融というのは、もう実に複雑で、開拓者自身どの資金を自分がどれだけ借りているのだか、ちょっと見当がつかないくらい、複雑なわけです。
○説明員(丹羽雅次郎君) 答申におきましては、今御指摘のとおり、三十二年の振興計画がきわめて拙速のうちに作られた、極端にいうと開拓者自身と足がついてない面もあるというような意味におきまして、これはどうしても今度作るものは慎重に、かつ十分足のついた、開拓者自身と密着した、実行可能の案でなければならないということと、それからそれを拙速でやらないで、確実にやって、前回の轍を踏むなという点、それからその基準
開拓農協の問願については、本委員会でも、さきに開拓関係の法案の審議の際にも若干出た問題でありますけれども、農地局長は、開拓の卒業生と普通のものとそれ以下のものという言葉をよく使われるのですが、それは、開拓者自身の卒業生という意味もあろうし、それで結成されておる開拓農協の場合の意味で言っておられる部面もあろうと思うのですけれども、今度の農業協同組合合併助成法の場合の対象としては、開拓農協の合併も対象には
一組合当たり出資額が平均二十九万になっておりますが、先ほど申し上げました三十戸以下を七〇%も含んでおるという実態がございますだけに、一人当たり何方というような金額、そういうように、開拓農協を設立するために開拓者自身に負担がうんとかかって困難な状態になっておるというふうに言えます。賦課金におきましては、全国の一組合員当たりの平均が千七百円になっております。
しかし、全体の開拓農協を通じましては、御指摘のようなところもございますけれども、むしろ組合長も名ばかりであるいは事務職員もいないとはいうけれども、開拓振興計画等を作り上げたりいたしまして、はたしてこの現地でこの山の中で自分たちがどういうふうな営農計画を立てたらやっていけるかということについては、現状の生活が非常に苦しいだけに、そういう計画等は開拓者自身は真剣に考えていると思うのであります。
○角屋委員 高島さんにお伺いしたいのですが、開拓農協の立場から言えば、現在はやはり開拓農協自身あるいは開拓者自身の力をつけるという段階であって、まだ全般的に見ればこの合併助成法によって合併の路線に乗るという時期ではないという御意見のように判断をしたわけですが、しかし、いずれにいたしましても、今後五カ年の合併の計画の中で、開拓農協のうちで大体どの程度のものは路線に乗るであろうというふうな判断をあるいはしておられるのではないかと
これは開拓者自身がやることなんであります。しかし、今おっしゃったように、関東の出島地区、あの辺のように成功しておるという一つの原因は、指導とともに資金——一戸当たりこれは百万以上流れておると思いますが、特殊な事情と同時に、資金をうんと流しておる。
この営農指導については、実は政府の措置も私は大きな責任があったと思うのでありますが、やはり、開拓者自身にもそこに相当研究的な態度あるいはまたそれに対する方針を定めるにあたっての検討があるかないかということによってかなり影響したと思うのであります。営農の指導というものは、従来は実際にはどういうことで指導が行なわれて参りましたでしょうか。
○角屋委員 私は、開拓農協の今後の発展の方向については、やはり既設の農協と融合していくということでなくてはならぬと思うのですが、政府の開拓政策が貧困であるという現状においては、そういうことで次々と一般農協の方に入っていって、開拓政策の対象となった開拓者自身の力が全体として弱いということになると、いついつまでも残された者が不幸を見なければならぬ、こういうことが一つの別の要因としてあるだろうと思う。
そしてまた、総合農協でありますれば、その開拓者自身の信用というものが十分でなくて、融資をすることに多少の不安がありましても、組合員中のごく一部の存在であるということですから、そこで、組合意識を発揚さして、そういうような方に対してもある程度無理をしても貸してあげるというようなこともあり得ると思うのです。思いますが、中には個人的な信用がないということのために拒否されるという場合も起きると思うのです。
政府資金を大幅に履行延期していく、あるいは旧債である個人の高利債を、大体三十五年度では五十一億程度全額で借りかえてしまう、あるいは短期の天災資金、こういういわゆる災害による経営資金が、改善資金に大体ことし一ぱいでは四十一億程度借りかえられる、そういうことになりますれば非常に負担が軽減されますので、開拓者といたしましても短期の経営資金はいずれにしてもこれは確保しないと、経営に支障を来たすということで、開拓者自身
これは、同じ考え方で何とか黒字に転換するようにということでやっておりますが、実は、取り扱いといたしましては、たとえば住宅等については、そういう地帯におきましては木造のものよりもブロック建のもの等をいろいろ環境整備等では考えておるというようなことはいたしておりますが、不振開拓者自身につきましては差等は実は設けておりません。
今国会の両党においても、また開拓者自身からも、開拓者資金融通法あるいは開拓営農振興法に特例を設けて履行延期の措置をとるような動きも表面化して参り、今までずいぶん農林省には私どもも主張を申し上げたつもりでありますので、十分開拓者の窮状を御配慮になって、できるだけ——というよりも、農林省の意向を十分尊重して、御決定になるようにお願いを申し上げております。
あわせて農林省の方はどういうような考えでございますか、あまり遠慮されておると、やはりそれに甘んじて、これはこういう解釈になるというように開拓者自身もそういう判断を行う場合もあると思うのです。ですから、この機会に農林省と中金との間において統一した見解をここで明確にしてもらった方がいいと思います。
営農振興法の施行に伴いまして、開拓者団体を中心にした開拓者自身、それに営農指導員、府県庁の方、農地事務局、農地局関係の管掌の者が関係の金融機関等と相談の上に、数回打ち合せもいたしまして、法の施行計画の立て方をいかにしておこうかというのを、ずいぶん研究いたしました。
ところが、実際の振興をはかる上には、やはり開拓者自身のみずからの計画で立ち上る計画を作らねばなりませんので、その辺から推し進めまして御意見を聞きたいわけでございますが、今日の計画そのものを、来年なりあるいは再来年なり、一つの類型化した形で予算を要求されましては、非常に将来禍根を残すのじゃなかろうか、早急に危機を……、悪くいえば、ずさんな案がもとになって、将来の開拓計画が円滑に進まぬのじゃないかという
あわせまして開拓者自身もほかの資金を早く返しましても、資金運用部の資金を中心にして政府出資を加えた開拓者資金特別会計の政府資金でございますが、これは返すものは返して、必要なところへ、開拓農家は違う場合もありますが、結局開拓者だけに貸す金でありますから、これは必ず優先的に返すようなふうの仕組みで考えてくれてよろしい、こういう御意向が圧倒的でございましたので、償還条件等の緩和をはかりますれば、原資には事欠
と申しますのは、開拓者がほんとうに、何とかしてやろうという限りでは、できるだけの立ち上りの御援助をする、こういうつもりでございまして、そこの開拓者自身が、もうこの土地はだめだ、われわれはほかの土地に移りたいというような所は、これはやむを得ませんけれども、そこでがんばるという所では、できるだけ何とかごめんどうを見たいと、こう思っております。